私が看護師になりたての新人看護師の時代に一番苦労したことは、夜勤に慣れることでした。
学生のころにレポートなどでよく徹夜をしていましたが、それとはまったく別のものに感じて、昼間に寝て夜はずっと起きているという慣れていないことだったので、昼間もあまりきちんと寝れず、夜中は常に眠気と戦っているような状態でした。
夜勤中の仮眠も全く寝付くこともできずに、頭は常にぼーっとしているような状態でした。
いつかミスをしてしまったらどうしよう・・・という不安もあり、常に緊張状態にあったのだと思います。
また、苦手な先輩看護師との夜勤の日は、特に気を遣って仕事をしていたので夜勤後にぐったりしていたのを覚えています。
夜中に働かなければいけない夜勤は、本当につらかったですね。
夜勤を終えた後に少し寝て、また夜にきちんと寝て普通な生活リズムに戻すのがとても大変で苦労しました。
夜勤に慣れ始めたのは、10回くらい夜勤を経験してからでした。
それまでに、夜勤前の昼間にしっかり睡眠を取るということを考えて、
- 部屋のカーテンを閉めて暗くする
- お風呂に入ってから布団に入る
- 寝る前にテレビは見ない
といったことを意識しながら、夜勤前に寝るようにしていました。
また、慣れてくることによって夜勤中にも仮眠が取れるようになったりもできるようになってきます。
もし夜勤中に少しでも眠気を感じたら、
- カフェイン入りのコーヒーを飲む
- ミンティアを常に持参する
などして対処していました。
私の場合は、これらのことをしているうちに、夜勤に入っても眠気と常に戦うということがだんだんとなくなっていきましたよ。
夜勤の明け方が一番、看護師がヒヤリハットを起こしやすいというような統計も実際に出ています。
新人看護師が夜勤に慣れるまでは、大変な苦労が伴い、身体を徐々に慣らしていくことでしか慣れる方法はありません。
何かあってからでは遅いので、できるだけ自分なりに工夫しながら夜勤にできるだけ早くなれるようにしましょう。